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社会は学びの場である

社会は学びの場である

私は、去年の8月に売り上げ不振を理由に自然食品店の近江屋の店主を辞めた。

辞めた直後は、日々の仕事を失い自暴自棄になり、もう今後商売には一切手を出さずに、向こう10年は本を読み知識を蓄えるんだと決め込んでいた。それから半年以上経った今でも商売にはそれほど関心は無いが、本を読むだけで知識を積み上げていくことには考えを改め直している。

もちろん本を読むことは大切だが、社会こそ学びの場であると理解するようになった。社会で人と話したり、自分の考えを発表したり、会を開いたり、人にサービスを提供したりすることで本物の学びを得ることができると考えるようになった。

つまりは、失敗や損失を経て何かを学んでいくものだと。

よくよく振り返ると6年前の阿見町に移住してきた頃は、少なくとも今よりかは積極的であった。当時、やったこともない家事代行の事業を起こした時はタダでもいいから家を掃除させてほしいと知り合いに懇願し、困らせたものだ。

そうやって人を頼りながら経験を積んでいった。初めて他人の家の風呂を掃除してみると想像以上に大変で、たった一時間の作業なのに体がカチコチになった。それでも次第に慣れてきて、掃除に行く先々で喜ばれたものだ。

近江屋の時は、暇な土曜日に自分が主催した「食と健康を考える会」というのを開いていた。

この会は、地元の旬の食材の大切と落ち着いてゆっくり食事を摂ることの重要さを伝えたく始めた。私が食と農をテーマに生きると決めてから、学んだことを詰め込んだ会だった。

盛況とは言い難い会ではあったが、参加者から好意的な感想をもらい、毎回達成感があった。恐らく近江屋の運営に関わらなかったら自分の会を主催しようとは思わなかったはずである。売り上げは伴わなかったが、振り返ると本当に貴重な体験をさせてもらった。

今考えると小売の店主としては、ユーモアさや社交性が欠けていたように感じる。自分の弱みに気付けたので、これらの特性はこれから身に付けていきたい。

そして今、もう一度食と農をテーマに自身の活動を積極的に行うと決め、自身の畑で会を開催することにした。菜の花の種を蒔いている時からよく咲いたら、ここで会を開いてみたいと思っていた。半年以上かけて実現にこぎつけた。会のタイトルはもちろん「食と健康を考える会」である。

この会の開催を決めた時、待ってましたと近江屋の時の会の参加者さんが申し込みをしてくれた。私達の会を待ってくれていたのかと胸が熱くなった。だから真剣に心を込めて会を用意したい。

まだ参加者を募集しているので、もしご関心のある方がいたら是非お気軽にお問い合わせをしてほしい。

食と健康を考える会の詳細(ご予約満了)
4/13日(土)11:00-13:00
場所 :阿見町君島地区の畑
内容 :菜の花畑を散歩、参加者同士の自己紹介、菜の花を鑑賞しながの昼食
昼食 :玄米菜食のちらし寿司弁当
費用 :ドネーション
注記 :シートへの着席のため椅子が必要な方はお持ち下さい。
その他ご不明な点がありましたら遠慮なくご連絡下さい。ご応募お待ちしております。

4月2日
大箸

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I’m Takafumi

当サイトを閲覧下さいまして誠にありがとうございます。以前は野菜の栽培と販売の告知ツールとして投稿していましたが一旦中止し、英語関連のブログとしてリニューアル中です。農業や食に関する過去の投稿はそのまま残してありますので、ご関心がありましたら是非読んでみてください。