畑の菜花は五分咲きで一、二週間後が見頃であろう。
ここで菜花の香りに包まれ、綺麗な黄色の花を眺めていると私は元気になる。今美しく咲いている菜花は冬の間は一旦霜にやられて枯れてしまう。それから春になり温かくなると、再び葉が命を取り戻し、青々と輝いてくる。そんな生命力溢れる菜花に囲まれているとくよくよした気持ちは消え去り積極的な気持ちが湧いてくる。
今期は菜花だけでなく、試験的にカモミールやマリーゴールドなどの花の栽培を試みている。野菜だけでなく花の栽培を始めたきっかけは、いつもお世話になっているご近所さんに花をプレゼントしたいと思ったからだ。花の良い点は、部屋に飾れば空間が明るくなるし、何よりも花を見ていると心が和んでくるところだ。
食べ物で身体の健康を気遣う人には、心の状態にも配慮してほしい。病は気からという言葉があるように心の状態は表面の身体に影響を与えてしまう。
哲学者のセネカは、心を調えることは片手間でやることはではなく、時間をかけて取り組む必要のある重要な仕事だと言った。それは心の状態をよく観察し、細かなケアをしなさいという彼の教えである。彼は心の状態を調えることの大切さを度々強調している。
彼の言う通り心を大事に扱うことは大切なことであると思う。
私はここの畑の菜花から元気をもらったが、もしこの場所に興味がある人がいたら気軽に声をかけてほしい。私はこの畑が誰かの心を癒す場所になることができたら嬉しいのである。
・お知らせ
「畑の中での開催、食と健康を考える会」
開催日:4/13(土曜)11:00-13:00
場所:阿見町君島地区の畑
内容:畑の中の散歩、自己紹介、食事(軽食)
費用:ドネーション
注記:シートの上での着席になるため、椅子が必要な方はお持ち下さい。二組以上で開催します。最大五組まで。当日の天気が曇天や雨、低気温、強風もしくはその予報の場合は中止します。
菜花を見ながらの食事会を企画してみました。お気軽にお問い合わせ下さい。
3月30日
大箸








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